泣けないアレコレ

ララランド。期待しすぎてがっかり感がハンパない。

カルテット。検索すると「泣いた」「あの台詞がよかった」とあるが、自分にはさっぱり響かない。

泣けないアレコレ。

 

ララランドは、MGMミュージカルが好きな自分にとって期待しすぎていた。冒頭の渋滞の群舞。たしかに「巧いな」とは思ったしワクワクした。このときは「好きになりそうな作品だ」と思った。が、それ以降がっかりばかりだった。ほんとうにがっかりした。オーディションの歌も、まわりは鼻水をすすっていたがあの歌が怖くてしかたがなかった。なぜに自分はコレがダメなんだろうか。と歌の最中に考えだしてしまった。

なぜだかは言葉にできない。過去のミュージカル映画をモチーフに、と前評判があふれすぎた。モチーフにしたわりにはほんのコンマ数秒で、しかも映画紹介につかわれているので新鮮さがない。自分が見過ぎていたのか。プールサイドのあたりから「(他の)生のミュージカル舞台がみたい」と思うようになっていた。生舞台が良いのだ。そして、映画ってこんなにつまらなかったっけ?とまで思うにいたり、帰宅してから「巴里のアメリカ人」を見直したのだ。

 

感じる気持ちが枯れてしまっているのか。

カルテットも同様。6話の夫婦のすれ違いを描く設定には感服したが、9話にはそれ以上のものを感じ取れなかった。

 

これからバカリズムを読む。単純にただただ巧い。